只今、超音波洗浄器 買取り強化中でございます。 使っていない機材、倉庫に埋もれている機材など、使わなくなった機材を売却しませんか?
メジャーでは、買取りのプロが貴方の計測器を適正価格をお伝えします。
買取りについての留意事項
・商品詳細情報を可能な限り詳しくお知らせください。
計測器によっては標準構成品とは別にオプションを付けていたりすることがあるため、機器の性能、付属品などの情報をお知らせ願います。
・取扱説明書、保証書、校正履歴、検査書などの書類が添付されていますでしょうか。必ず査定に依頼される前に付属品の確認をお願いします。
超音波洗浄機は、20から50kHz程度の超音波を用いて宝石、レンズなどの光学製品、コイン、時計、歯科及び外科治療で使われる機具等をクリーニングする計測機である。
超音波洗浄器の主な買取対象機材(下記に無い機材でもお気軽にお問合せください。)
メーカー名 |
内容 |
アズワン |
導電率計 ES-51 |
HORIBA |
超音波洗浄器 ASU-20M |
メジャーでは様々な測定器・計測機の買取を受け付けております。
こちらの一覧に無い測定器・計測機でも是非一度メジャーお問合せください
超音波洗浄機とは、超音波を用いて、布で拭いたり水で流したりするだけでは取り除くことができない汚れを除去する機材です。
【超音波洗浄機の基礎的なこと】
1、汚れを剥離させる仕組み
(1)水槽内に仕込まれた振動板から超音波を発生させて真空の泡を作る。
(2)それが破裂した際の衝撃波によって汚れを剥離させる。
★超音波は物体にぶつかると反射する
→物体の内部にも浸透していくので、複雑な形状のものもきれいにできる。
★そこに仕込まれた振動版から水面へと向かう流れも発生する。
→はがされた汚れは水の流れに沿って水面まで移動し、汚れをさらに洗浄する物体から引きはがす。
2、超音波洗浄機の周波数について
★超音波洗浄機の周波数は幅広い→周波数により汚れを落とす力も変わってくる。
(1)周波数が低い
◎メリット
大きな汚れを強力に落とす。
△デメリット
洗浄するものに与えるダメージが大きくなる。
(2)周波数が高い
◎メリット
洗浄するものに与えるダメージは小さい。
△デメリット
小さな汚れを落とす力しかない。
★高い周波数を使用する超音波洗浄機では、水の分子を加速させてぶつけることで汚れを引きはがす方法も行っている。
→どちらも超音波を用いて汚れを落とすという点では一致しているので、両者は区別されずにどちらも超音波洗浄機として扱われている。
3、その他超音波洗浄機のメリット
●使用の際には水槽内に水と洗浄したいものを入れてスイッチを押し、そのまま放置するだけと簡単に使用できる。
【超音波流量計で用いられる洗浄液】
★超音波洗浄機の使用に際して、洗うものにダメージを与えることなく洗浄する場合には、
水と温水を使用する方法のほかに、洗浄液を用いる方法もあり、汚れの種類により使い分ける。
●工業用として超音波洗浄機を使用する場合…
★想定される汚れの対象は。
・油分
・フラックス
・研磨剤
…などの微粒子。
★洗浄するものの材質は。
・金属
・樹脂
・ガラス
・半導体
…などの無機材料。
→その汚れや材質に対応した洗浄剤は水系と非水系に大別され、用途によって洗浄液の種類を決めていきます。
1、水系の洗浄液。
(1)中性、アルカリ性
油分、切粉、ホコリ…などの軽めの洗浄
(2)酸性
スケールの除去、メッキ前の洗浄…しっかりと洗浄したいとき。
◎メリット
どれも不燃性で扱いやすい。
△デメリット
・何回かすすぎ作業を行う必要がある。
・乾燥させたときにシミが発生する可能性がある。
・基本的に使い捨てで、使用した洗浄液は排水する際に処理が必要となる。
2、非水系
(1)炭化水素系
油分やフラックスの除去
(2)溶剤系
油分や切粉、ホコリの洗浄
◎メリット
・汚れの溶解力、作業後の乾燥性はよい。
・蒸留再生装置を使用することで再利用が可能なのも特徴。
△デメリット
・炭化水素系、溶剤の中でもアルコールを使用しているものは引火する可能性があるので、取り扱いには注意すること。
・水系よりランニングコストはかかってしまう。
【超音波洗浄機の使用上の注意点】
★使い方を間違えると機械が故障する可能性や、洗浄するものが破損する可能性がある。
1、洗浄する際は最低でも以下の分量水または洗浄液を入れること。v
・水槽の半分以上。
・ヒーター付きの場合は8分目以上。
→空の状態や洗浄液の量が少ない状態で作動させるとトラブルのもとになる。
2、汚れを付着させたまま使わないこと。
・水槽内はもちろんのこと、特に超音波を発生させる底面に汚れを付着させたまま使用させると故障の原因となる。→清掃はこまめにすること。
3、洗浄できるものとできないものがある。
(1)洗浄できるもの
・水に強い。
・強度がある。
・表面に傷や割れ、塗装の劣化がない。→さらに劣化を広げてしまう。
・特殊なコーティングが施されていない。→超音波によってはがれてしまう。
(2)洗浄できないもの。
・アルミ製の部品→超音波の圧に耐えられない。
・真珠・べっ甲→同上(柔らかいので)。
・防水仕様の腕時計→入れる方もいるが、超音波振動で水が入ると故障するため、入れないこと。
★その他、超音波洗浄機によっては注意しなければならない事項が含まれているため、使用する前には説明書に目を通しておくこと。
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