只今、スランプ試験器 買取り強化中でございます。 使っていない機材、倉庫に埋もれている機材など、使わなくなった機材を売却しませんか?
メジャーでは、買取りのプロが貴方の計測器を適正価格をお伝えします。
買取りについての留意事項
・商品詳細情報を可能な限り詳しくお知らせください。
計測器によっては標準構成品とは別にオプションを付けていたりすることがあるため、機器の性能、付属品などの情報をお知らせ願います。
・取扱説明書、保証書、校正履歴、検査書などの書類が添付されていますでしょうか。必ず査定に依頼される前に付属品の確認をお願いします。
スランプ試験器は練りたてのコンクリートで製作した標準供試体頂面の低下量によりコンシステンシーを測る測定器です。
スランプ試験器の主な買取対象機材(下記に無い機材でもお気軽にお問合せください。)
メーカー名 |
内容 |
西日本試験機 |
スランプ試験器 C273 |
メジャーでは様々な測定器・計測機の買取を受け付けております。
こちらの一覧に無い測定器・計測機でも是非一度メジャーお問合せください
スランプ試験機とは、コンクリート施工前に行われる固まる前の生コンクリートの流動性を表す値、スランプ値を求める試験で使われる機材です。
【スランプ試験はいつ行われる?】
打設作業の前。
コンクリートプラントなどでは毎日実施されるなど、各現場でも打設前に管理として使われている。
【スランプ値の適切な値は?】
固まる前の生のものを使用する場合では、適切とされる値は15cmから18cm。
…ただし、使用用途により異なる。
【スランプ試験機の使い方は?】
1、定盤の上にスランプコーンを置く。
2、両側を足で踏んで動かないように固定する。
3、中にコンクリートを詰めていく。
…一度に入れると均等にならないので、均等に3層に分けるようにする。
4、突き棒を使い、各層を25回かき混ぜる。
…必ず前層に届く範囲で突き入れること。
5、3回コンクリートを入れ突き棒で突いた後に、表面を平らにする。
…あまり大量に入れてしまうと、スランプコーンだけでなく、定盤まで汚すために注意が必要。
6、すべて準備が終わったら、約3秒かけてゆっくりとスランプコーンを引き抜く。
7、抜いた後のコンクリートの頂点部分がどれだけ下がったのか、検尺を使って測定し出てきた値がスランプ値となる。
【スランプ試験機を使う際に留意することは?】
1、スランプ値の大きさ(最も重要視すること!)
スランプコーンを引き抜いた際、どの程度生コンクリートの頂点は下がるか?
・黒板等を使い、記録として以下のことを明記する。
(1)試験年月日と天候、気温。
(2)パッチ番号、コンクリートの温度などの諸条件も書き入れる。
(3)スランプ値
…材料の特性などに応じて突き回数などを変化させた場合も明記しておく必要がある。
2、高流動性を持たせるため、流動化剤を使った場合は突く回数を減らす。
・粗骨材が沈み分離するためである。
・特にスランプが21cm程度までになるコンクリートの配合設定の場合には突く回数を減らさなければならない。
3、手早く作業すること。
・スランプコーンの引き上げ終了までは3分と設定されている。
・高い流動性が求められる場合は、そこに高い強度を発生させられるか?の問題も考えなければならない。
4、コンクリートの広がりも重要。
・頂点になる上面が傾いてしまっている場合には、中心の鉛直上で計測する規定がある。
・3cm以上傾くなどあまりに崩れてしまった場合には、試験は成立しないため、再試験を実施しなければいけない。
【「よいコンクリート」って何?それを作るためには?】
★コンクリートを「使う場所」により「よいコンクリート」は変わってくる。
1、建設現場で細かなピッチに配筋されている場合には…スランプ値の大きなコンクリートが必要。
・そのようなコンクリートを作るためには、水を多く加えなければならない。
・その分だけ水セメント比は増大してしまい、強度が下がる。
・そのために、混和剤を使う。
・適切に使うことにより、水セメント比を維持しながらも高い流動性を得ることができる。
・単位水量を減らすためにAE減水剤を使った場合も、しっかりと維持されているかはスランプ試験機を使って計測しなければならない。
2、土木用の鉄筋ピッチの大きな打設箇所であれば…高流動よりも水を減らして高い強度と重量を持たせることが必要。
スランプ試験器の買取