ピンホール探知器の買取

ピンホール探知器とは、目で確認不可能なピンホールをチェックし、商品の規格・基準に適合しているかどうか調べる機械です。ピンホール探知器を使うことにより、腐食やサビなどの現象を抑えることができます。ピンホールのない塗装を行うことで、より強度のある機械に仕上げることができ、製品の品質が向上します。

【そもそもピンホールって何?】
金属やコンクリートの表面、中にできる小さな穴のことを言います。これがあると、表面にブツブツした突起ができているような状態になります。

〇主にどこで見かけられる?
・家の壁の塗装や、コンクリートを打った道路の一部に空孔ができているところ、特殊な塗装をしている建物、機械の塗装膜、異物が混入されているところなどでよく見かけられます。
〇できるとどんな問題がある?

＊家の場合
・見た目がきれいでなくなります。
・ピンホールの合間から雨水やほこりが侵入し、気づかないうちに腐食する恐れがあります。
・ちょっとした浸水だったのに、知らないうちに壁がほとんどダメな状態になったという事態になることもあります。
・壁がだめになると、外壁の施工をまたしないといけなくなり、費用と手間がかかってしまいます。気づいたら手遅れになっていることもあります。

＊道路の場合
・中にコンクリートが完全に詰まってないので、強度が脆弱になり工事の規格に不適合になってしまう結果になることがあります。
・ピンホール部から空気や水分が入り、それにより亀裂が入ることもあります。

【ピンホール探知器で検査できるものは?】
〇水中で使用するものに使われる防食塗装
・もし調べなかったら…知らず知らずのうちに穴が広がり、修理・補正に莫大な費用が掛かる場合もあります。
v 〇地中埋設管に使われる塗装
・もし調べなかったら…都市ガス、下水管、送電線。どれも漏洩してはいけないものが通っているので、何か穴が開いてしまったら大惨事につながります。一つの管でも破れると、大がかりな工事をせざるを得ない状況になってしまいます。

〇そのほか、大がかりなプラントで使われているパイプやバルブに塗装されてあるライニング膜

【ピンホール探知の種類には何がある?】
〇低周波高電圧パルス放電式
低周波パルス式で微少電流タイプのため、皮膜を傷めずに高電圧のピンホール検査ができます。
〇直流高電圧放電式
・圧膜用
ホーローや特に厚いライニングのピンホール検査に向いています。直流・高電圧式です。
・薄膜用
薄い樹脂皮膜やフッ素皮膜などのデリケートな皮膜をピンホール検査するのに適しています。
・コンクリート素地用
通電性が金属と異なっているので、専用器となっています。