只今、現場密度計 買取り強化中でございます。 使っていない機材、倉庫に埋もれている機材など、使わなくなった機材を売却しませんか?
メジャーでは、買取りのプロが貴方の計測器を適正価格をお伝えします。
買取りについての留意事項
・商品詳細情報を可能な限り詳しくお知らせください。
計測器によっては標準構成品とは別にオプションを付けていたりすることがあるため、機器の性能、付属品などの情報をお知らせ願います。
・取扱説明書、保証書、校正履歴、検査書などの書類が添付されていますでしょうか。必ず査定に依頼される前に付属品の確認をお願いします。
現場密度計は土の単位体積を乾砂で置換し、土の体積を間接的に測る測定器です。
日本道路公団規格に準拠した現場密度計もあります。
また、土が締め固められたときの乾燥密度と含水比の関係を求める突き固め装置やRI計器水分密度計があります。
現場密度計の主な買取対象機材(下記に無い機材でもお気軽にお問合せください。)
メーカー名 |
内容 |
西日本試験機 |
突固め試験器 S171 |
西日本試験機 |
現場密度測定器 S207 |
西日本試験機 |
現場密度測定器 S209a |
西日本試験機 |
現場密度測定器 S209b |
メジャーでは様々な測定器・計測機の買取を受け付けております。
こちらの一覧に無い測定器・計測機でも是非一度メジャーお問合せください
現場密度計とは、盛土が最適な含水比や最大乾燥密度などの問題をクリアしているか管理をするために使われる計測器です。
【さまざまなところで使われる盛土とは】
1、盛り土を作る工程は?
土砂を搬入してならし、締め固めするのが工程。
これを必要な高さまで繰り返していく。
2、盛土が安定しなかったら…
・圧力沈下、不同沈下などにつながってしまう。
・安定性や強度などが弱いまま高さだけが出るようになってしまう。
3、どうすれば盛土は安定するの?
・均等に敷きならす。(道路土工施工指針にも記載)
・勾配を考慮する。
・排水も考慮する。
・含水したときに、空気間隙か飽和度が小さい状態を作れることが大切。
◎一番大切なのは、どこまで行けば欲求を満たすのか、完成形を想定しながら作り上げていくことである。
◎最適な含水比や最大乾燥密度などの問題をクリアできるように管理することが大切。
→そのために使われる方法の一つが、現場密度計を使うこと。
4、盛り土は乾燥密度が高いだけではダメ。
・締固めが90%に達していたとしても、自然の状態よりも水が侵入して膨張することで強度は劣ってしまうため。
→そのため、品質管理をしなければいけない。
【盛り土の管理試験方法】
1、試験の種類
(1)砂置換法…現場密度計の使い方の一つとして一般的。2で説明。
(2)RI法
(3)カッター法
★最も重要なのは、乾燥密度と締固め試験の最大乾燥度を比較したときに規定以上になるかどうかということである。
→最適含水比の範囲に入るかどうか確認していく。
◎問題点は、自然含水比。
粘性土は、施工含水比の規定上限を超えている場合がある→この場合は最適含水比を利用する方法は不適。
2、砂置換風封土密度試験について
・日本工業規格JIS1214に規定。
・現時点での土の体積を測定するのが最も適正。…しかし!直接測定するのは現実的に不可能!
→そこで!土の体積を別のものに置き換える方法が編み出された。
…その一つが砂置換法。
(1)質量の求め方…試験体を採取し、求める。
(2)体積の求め方…掘った試験孔に対して砂を充填し、その質量から求める。
そして、この体積を利用し、土の密度を計っていくのが、現場密度計の使い方である。
【現場密度計の構造と使い方】
1、現場密度計の構造とは
大きく分けると
(1)ジャー…砂を入れるための部分。上部に取り付けて使う。約4L、高さは200mmとサイズは決められている。
(2)アタッチメント…本体部分になる。複数の構造が組み合わさった金属製になっている。
下端部はパルプガイドがある。
(2)-1ビクノメータートップ…これでジャーを接続できる。
(2)-2ベースプレート…皿状の金属板ですが、漏斗の内径と同じ穴があけられている板を使用する必要がある。
2、現場密度計で使われる砂
(1)規定された標準網ふるいにかけたものを使う。
(2)2mm寸法の穴を通過し、水洗いして十分に乾燥したものを使わなければならない。
(3)ひょう量、感量共に指定された性能以上のものを使用する。
(4)含水比測定器具はJISA1203に規定があるので、この条件にあったものを使わなければならない。
3、現場密度計の使い方とは
(1)測定器を組み立てる。
(2)質量を計る。
(3)漏斗を上向きにしてバルブを開く。
(4)漏斗の上から水を入れる。
(5)空気が残らないようにし、バルブを開けて水を捨てる。
(6)内部をよく拭いて乾かす。
(7)この質量を計り、温度も計測し、体積を計算する。
(8)これを3回測定し、最小値と最大値が規定以下になるようにする。
(9)試験用の砂の密度も測り、校正して利用する。
(10)試験孔から取り出した土の質量を計り、試験孔の体積を測定して求めたのちジャーとビクノメーターの体積を計算する。
(11)砂の密度を導き出し、土の密度を計算すれば試験は終了。
4、現場密度計は中古やレンタルを
試験自体にも、知識と経験が求められる。
使用する際は、中古製品やレンタルを取り扱っている業者もある。
使用して試してみたいのならば、新品でなく中古やレンタルを利用するのも一つの方法である。
現場密度計の買取