回転計の買取

回転計とは、回転数を測定する計測器です。

【どのような用途に使うの?】
〇回転機器のメンテナンス
〇エンジン・電動機（モーター）・発電機・タービンなどの回転速度の測定

【どんな種類がある?】
１、測定方法によって分類すると…
〇接触して測るタイプ
・周速を測りたい場合は回転物の外周、回転数を測りたい場合は回転物の中心部に接触子を直接押し当てて測定します。
・迅速な測定が可能です。

〇非接触で測るタイプ
・反射マークを回転物に貼って、レーザーや赤外線で計測します。
・高回転物や高温物も計測可能です。
・触ると危険なもの・事故の危険があるものはこちらで測るのが適切です。
・当てる角度が間違っていると、不正確な数値が出る可能性がありますので注意が必要です。

〇接触・非接触の両用タイプ
・アナログ・パルス出力標準装備です。

2、何を測定するかによって分類すると…
〇瞬間的な回転速度を測定するもの
・タコメーターと呼ばれています。
・タコメーターと言えば、車についている計器が一般的ですが、回転軸や回転体の回転速度を測るものは広義にタコメーターと呼ばれています。
・回転速度は一定時間内の回転数で表示され、この回転の速さを測る方式です。

〇積算回転数を測定するもの

３、その他、こんな機能がついた回転計が!
〇単三電池が使用可能で耐久性が高いタイプ。
〇水や油に強く、作業現場でも使用可能なタイプ。

【自動車におけるタコメーターって?】
〇どんな装置か
エンジンの回転数を表示する測定器です。
〇どこにあるか
基本的に速度計の隣です。
〇速度計の見方は
・目盛は基本的に1~8まであり、これを見ることでエンジンに負荷がどれだけかかっているか、燃費の良しあしなども知ることができます。
・目盛一つが1000回転を示しています。
・燃費効率が一番いい回転数は2000回転ほどです。
・目盛の最上位付近に2目盛ほど赤字部分のレッドゾーンがあります。ここに針が位置していると、回転数が多すぎてエンジンに負荷が著しくかかっていることを示しています。
すなわち、ここに針があると効率が悪い運転と判断できます。
・レッドゾーンに入らないのはもちろんですが、3000回転以上にならないように注意する必要があります。
〇メリットは
・エンジンを効率よく動かせること。
・燃費について意識が向き、エコドライブにつながること。

【回転計の利用方法は?】
〇工業用エンジンの回転数を知ることができる。
・仕事の精度や燃費効率を改善できるようになります。
〇機器のメンテナンスに使用する。
・機器の調子が悪い時の早期発見・早期修理は機器の寿命を延ばすことになります。
〇子供の教材にも!
・私たちの身の回りには、扇風機、電子レンジなど、回転することにより役割を果たしているものが多くあります。
・回転が生み出す力を教えることで、思考力・発想力を育むことになります。